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優勝までの道のり❗️③

6回ウラ。

ここで決めなければサドンデス。

選手たちと円陣の際、

"サドンデスはいらないからここで決めるぞ"

とゲキを飛ばす。

サドンデスに持ち込むと南クラブが好打順に

なる為、必ず流れが変わる。

そこは、なんとしても阻止したい。

うちは、2番から好打順。

しかし、思うようにはいかない。

しゅん、げんたが塁に出れず2アウト。

だが、タフィーズはこのままで終わらなかった。

こうせいがヒットを打ち、2アウトランナー1塁。

ここで流れを一気に変えないと

その時、私の頭の中に何かがよぎる。


それは、2009年WBCの台湾戦。

3-2で台湾がリード。もう後がない。

9回表2アウトランナー1塁。

ランナー、鳥谷選手。バッター、井端選手。

鳥谷選手がまさかの初球からの好盗塁。

2アウトランナー2塁。そして井端選手の左中間に

打球が飛び、同点に追いついた

誰もが記憶に残る好試合!


こうせいを動かすしかないと...

カウント2ボール1ストライク。ここでこうせい

のみ、盗塁のサイン。

バッターは、たける。たけるには、ノーサイン。

しかし、ファール。

カウント2ボール2ストライク。

もう一度、仕掛けた。こうせいGO!

ボールが外にワンバンに外れて盗塁成功。

カウント3ボール2ストライク

ランナー2塁。

勝負を決める準備が整った。

あとは、たけるに任せる!皆が緊張する中

6球目、たけるがフルスイングした。


みんなが、打球のゆくえを追う。

綺麗に右中間に打球がドンドン伸びていく。

そして、こうせいにホームまでGOと。

3塁を蹴り、ホームへ


サヨナラ勝ち!

こうせい、たける よくやった👍

選手、スタッフ、父兄

皆が笑顔に変わった瞬間であった😁



明日へ続く...🙇‍♂️

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